米連邦準備制度理事会(FRB)のスティーブン・ミラン理事は14日、司法省の刑事捜査の対象となっているジェローム・パウエル議長を擁護した世界の主要中央銀行総裁らを批判した。ミラン氏は、ドナルド・トランプ大統領によってFRB理事に指名された。ミラン氏はギリシャのアテネで開かれた経済会議での質疑応答で、世界各国の著名な中央銀行当局者がパウエル氏への支持を表明した書簡に署名したことは行き過ぎた行為だと指摘した。「中央銀行関係者が自国の金融政策以外の問題に関与することは適切ではなく、他国の問題に関与することはさらに不適切だ」と述べた。ミラン氏はまた、パウエル氏の捜査がインフレとの闘いでFRBの信頼性を損なう可能性があるかとの質問にも反論し、基調的な経済動向がすでに自律的にインフレを押し下げていると主張した。