商売繁盛のご利益で知られる神田明神(東京都千代田区) Photo:PIXTA
ハーバードビジネススクールで新たに開講された講座が学生たちから注目を集めているという。その授業のテーマはスピリチュアリティ・宗教・信条とリーダーシップ。一見、ビジネスには関係なさそうに思えるこのテーマを世界のリーダーたちが学ぶ理由とは。担当するニエンハ・シェ教授に話を聞いた。(取材・構成/作家・コンサルタント 佐藤智恵)
ハーバードの学生から人気
「スピリチュアリティ」を学ぶ授業とは
佐藤智恵 ハーバードビジネススクールの学生たちの間で選択科目「スピリチュアル・ライブズ・オブ・リーダーズ」が話題となっています。なぜ、このようなユニークな講座が新たに開講されたのでしょうか。
ニエンハ・シェ 「スピリチュアル・ライブズ・オブ・リーダーズ」は、2021年、神学、公衆衛生学、経営学などを専門とする教員たちによる学内横断プロジェクトとして試験的に設立された講座でしたが、学生たちからの評判がとてもよかったため、2025年、正式な科目としてハーバードビジネススクールで開講することにしました。
人生の目的とは何か。何のために働くのか。この問いに対する答えを考える上で、スピリチュアリティ・宗教・信条の観点は欠かせないものです(スピリチュアリティ=人知を超えた存在とのつながりを感じること)。
にもかかわらず、これまでハーバードビジネススクールにはスピリチュアリティ・宗教・信条について真っ向から取り上げる講座はありませんでした。なぜなら、これらは個人的かつデリケートな問題であるため、オープンな場での議論が避けられてきたからです。







