「数十年にわたり何も起こらないこともあれば、数週間で数十年分の出来事が起こることもある」。レーニンが残したとされるこの言葉は、2026年最初の数週間を的確に表している。ここ一世代の間、国際関係・通商はいくつかの前提によって支えられてきた。「共通の価値観によって米国と西側の民主主義諸国は常に団結する」、「半導体から石油に至るあらゆる製品の世界的な生産体制が経済的相互依存を不可避にする」、「独立した米連邦準備制度(FRB)とアジア諸国による無限の貯蓄供給が、世界金融を正常な軌道に保ち続ける」といったことだ。今月、一連の「激震」がこれら全ての前提を揺るがした。これは今後何年にもわたって政治・経済情勢を一変させる可能性がある。不確実性の霧はまだ晴れていないが、何が起こり、なぜそれが重要なのかについて筆者の見解を以下に示す。
年始の「激震」で変わる世界
ダボスからミネアポリスまで、1月の出来事は今後の政治・経済情勢を根本的に変える可能性
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