転職エージェントに登録すれば担当のキャリアアドバイザーが一から十まで面倒を見てくれるから安心。そう考えていませんか?相手も人間ですから、相性の良し悪しは当然あります。

 また、本気で応援したいと思わせる転職希望者には、熱の入れ方も変わってくるものです。

高額報酬を目の前にしたら
依頼者の都合は二の次!?

 転職エージェントは、紹介した転職希望者が入社すると企業から成功報酬を得ます。その額は年収の30~35%が業界の標準。年収500万円の条件で入社すると、150万~175万円がエージェントに支払われます。

 大きな金額ですから、うまくその気にさせて入社させる、ということがないとは言えません。また、入社した人が早期退職(多くは3~6カ月以内)すると、エージェントは企業に違約金を払わなければなりません。

「とにかく半年はがんばりましょうよ!」と連呼して、半年過ぎたら知らん顔、ということもありえます。

 転職エージェントを利用するなら、担当者を本気にさせましょう。そして、そりが合わないときは、理由を話して替えてほしいときちんと伝えること。

 担当者に任せっぱなしにしたり、言われるがままに動いたりしていると、納得の転職が遠のきます。

エージェント担当者を
本気にさせる4つの姿勢

転職の意思をハッキリ伝える
 いいところがあれば転職を考えたいという人よりも、転職したいと明確に意思表示する人のほうがエージェントの収入(入社)につながりやすい。あなたの本気を伝えましょう。

3カ月で転職したいと伝える
 転職活動の平均の活動期間は3.5カ月です(注1)。じっくり構えて1年後でもいいやと思っていても、活動期間として3カ月を考えていると伝えたほうが、担当者は本気になりやすいです。

担当者を替えたいときはクレーマー認定されない態度で
 クレーマー認定されると真剣にとりあってもらえません。担当者に「自分はこうしてほしい」ときちんと伝えること。それでも変化がなければ、経緯を伝えて担当替えを求めましょう。

自分なりのたたき台を作って初回面談に臨む
 転職エージェントに登録すると、最初に担当者との面談があります。そのときに、自分が何をしてほしいのか、どういう仕事をしたいのか、自分なりのたたき台を持って臨みましょう。

(注1)年齢が上がると求人数が減るので、活動期間は長くなる傾向があります。