「失った信頼を回復する」「誹謗中傷には法的措置」
公式ホームページで声明
「クラブといたしましては、本処分を厳粛に受け止め、指導体制および組織運営の在り方を根本から見直し、ハラスメントに関する相談・通報体制の再構築、ならびに管理監督責任の明確化を速やかに実行して再発防止に全力で取り組んでまいります。今回失った信頼を回復するため、クラブ一丸となって誠意ある行動を積み重ねてまいります」
この声明をもってすべてを説明したと位置づけた町田は、以来、記者会見などの場を設けていない。それどころか翌12月24日には、批判に対して新たな声明を発表してSNS上を騒然とさせている。
「黒田監督及び弊クラブへの懲罰につきまして、パワハラについては認定されておりません。(中略)度を超えた誹謗中傷には、引き続き一切の証拠を保全すると同時に、随時開示請求を行っていき、然るべき法的措置を取って参りますので宜しくお願いします」
しかも当事者の黒田監督は、クラブを通じてコメントも発表しなかった。年が明けた1月7日。町田の初練習を終えた後に、黒田監督とメディアとの間で次のようなやり取りが交わされている。
――Jリーグから科された懲罰処分を受けて。
「それはなし、ということで決めているので。多分みなさんも聞きたいのを我慢して聞いていないので」
――しかし処分は監督に対しても出されている。
「私がしゃべればまたいろいろなものがタイトルになる。いまはそういうのをやる必要はないので。過去を振り返ることなく、気持ち新たに頑張る。今日はそういう日なので。何か逆にそういうような効果を生むことは我々にとってはあまり意味のないことなので、それはそれで終わったこととしてノーコメントで」
さらに「処分が科された日に監督がコメントなどで対応していたら、今日聞く必要がなかった」とする質問に対しては、取材に立ち会っていたクラブ広報が状況を補足した。
「クラブの判断でそのような対応をしないと決めたので。本人の判断ということではないので、そこに関してはちょっと控えさせていただきます」
そして「監督は反省している、とリーグ側からは聞いている」と再び指揮官に質問が向けられた。黒田監督は「それを言うともうキリがなくなるから」とこう続けている。







