宇宙飛行士・野口聡一が「燃え尽き症候群」を乗り越えられたワケ宇宙飛行士 野口聡一氏 Photo:SANKEI

仕事がつまらない、うまくいかない、目標を見失ってしまった……長い人生の中で誰しも、そんな悩みを抱えることはあるだろう。苦境に陥ったとき、一流の人はどう対処しているのか。メンタルトレーニング指導の国内第一人者である西田文郎氏、宇宙飛行士の野口聡一氏が、人生の主導権の握り方を語る。※本稿は、株式会社致知出版社代表取締役の藤尾秀昭(監修)『1日1話、読めば心が熱くなる365人の人間学の教科書』(致知出版社)の一部を抜粋・編集したものです。

運のよい人と悪い人の決定的な違い
西田文郎(株式会社サンリ会長)

 運のよい人というのは、私どもの言う「環境変革型」の人たちです。バブルが崩壊しようと何があろうと、環境の悪影響をまったく受けない非常にモチベーションの高い方々で、そういう方にお話しさせていただくと、すべてプラスに捉えて即成果に結びつけてくださるんです。集団の法則で見ると、そういう方は5%くらいしかいません。

 ところが運の悪い人は、「環境順応型」といって、自分の目標を明確に持たず、いつも周囲に左右されている人や、「環境逃避型」といいまして、すぐマイナス思考になって環境から逃げ出そうとする人、さらには「環境破壊型」といいまして、自己防衛本能ばかり強く、グチ、言い訳、責任転嫁ばかり。人の足を引っ張り、やる気のある雰囲気や職場のいいムードを壊してしまう人なんです。そういう方たちを指導させていただくのが、私の使命なんです。