「ある程度の退職は仕方ない」はブラック企業?
ペルシャ猫さん:この話、大きく以下の2つの方向性が考えられますね。(1)退職が続く職場に問題がありそうなので、職場環境を改善しよう、(2)そもそも一定数の退職は避けられないのだから、それを見越して採用活動しておこう。
ネコさん:(2)は典型的なブラック企業の考え方だよ。
ペルシャ猫さん:ただ、実際問題として、本人の事情で退職することも有り得ますし、大病を患って退職まではいかないまでも本人すら予測できなかった長期の休みも発生するので、(2)も現実的な考え方だと思っています。
というのも、前の職場は病院だったのですが、病院の場合、診療報酬の施設基準(患者1人に対して看護師は何人など)の問題があって、人手不足が入院単価に影響するから致命的なんですよ。なので、看護師の「見込み採用」なんてものがありました。今はどうか分からないですが。
ネコさん:その程度は含んでおくべきことと思うけど……。でも、想定外の退職が続くのを「当り前」と思ってはいけないよ。
ペルシャ猫さん:今回の相談においては、XさんとYさんは(1)の方向性、「親が大病を患いまして」のZさんは(本当の理由は分からないですが)(2)の方向性かと思いました。
ネコさん:Zさんの退職理由は、理由のほんの一部かもしれないよね。確かに親は大病をしたのかもしれないけれど、だからといって「辞める」必要がある?むしろ5年勤めた会社なら、有給休暇の付与日数も多いでしょうし、介護休業だって堂々と取れそうだし。
ペルシャ猫さん:Zさんは言わないだけで、本当の退職理由の中には職場への不満もあったかもしれない、ということですね。
ネコさん:「地元に帰ります」と言って辞めた人と、2年経っても近所のスーパーで会う、なんていう話もよく聞くしね。それにタイミング的にも、Xさんは「早すぎ」だし、Yさんは「これからが収穫期のはず」だし、Zさんは「今さら、そんな…」だし。だから、もっと(1)の方をしっかり考えるべき状況だと思うの。







