◆「人生がつまらない」と考え始めたら、こうしてください
誰にでも、悩みや不安は尽きないもの。とくに寝る前、ふと嫌な出来事を思い出して眠れなくなることはありませんか。そんなときに心の支えになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイであることのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症――深い苦しみを経てたどり着いた、自分らしさに裏打ちされた説得力ある言葉の数々。心が沈んだとき、そっと寄り添い、優しい言葉で気持ちを軽くしてくれる“言葉の精神安定剤”。読めばスッと気分が晴れ、今日一日を少しラクに過ごせるはずです。
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「人生に飽きた」と感じるあなたへ
今日は「人生に飽きた」というテーマについてお話ししたいと思います。生きていると、ふと「最近、生きることに飽きてきたな」「やることがないな」「つまらないな」と感じてしまうことはありませんか?
もうやるべきことはやり尽くしたような、これ以上楽しいことなんてないような、そんな虚無感に襲われることがあるかもしれません。しかし、実はその感覚、人生そのものの問題ではなく、単に「お疲れの状態」、つまり脳が疲れているだけという可能性が高いのです。
「人生がつまらない」のではなく
脳がそう見せているだけ
脳が疲れていると、物事がネガティブに見えてしまうものです。「人生がつまらない」と感じている時は、実際に人生がつまらない出来事ばかりという可能性もゼロではありません。しかし、それ以上に「脳が疲労して、現実をそのように見せているだけ」というケースがほとんどなのです。
人間の脳というのは、意外と単純なものです。例えば、さっきまで「自分はダメだ」「嫌なことばかりだ」と落ち込んでいたとします。そこに、気になっている人から「週末、遊びに行かない?」とLINEが一つ入ったとしましょう。
するとどうでしょう。その瞬間に、さっきまでの暗い気持ちはどこへやら。「めっちゃいいことあった!」「ラッキー!」と、一気に気持ちが切り替わりますよね。「週末どこに行こうかな」なんて、ワクワクし始めるはずです。このようにコンディション次第で、世界の捉え方はガラリと変わるものなのです。
真面目な人ほど陥りやすい「思考の罠」
疲れている時は、脳に「ネガティブなフィルター」がかかっています。そのため、何を見ても「つまらない」「大したことない」と捉えてしまいがちです。逆に、元気で調子が良い時は「バラ色のフィルター」がかかるため、何でもないことでも幸せに感じられます。
真面目な方ほど、「人生がつまらない」と感じた時に、その原因を「自分の人生そのもの」や「対象」に求めてしまい、なんとか改善しようと努力してしまいます。しかし、ネガティブな状態の時に世界がネガティブに見えるのは、ある意味で当然のことなのです。



