「今日も仕事が、終わらなかった…!!」
毎日「また終わらなかった…」を繰り返して、うんざりしたり、落ち込んだりしていないだろうか。「量が多すぎて残業ばかり」「要領が悪い」「やりたいことができない」など、悩みは根深いのではないだろうか。
「その原因は3つの“隠れたムダ”です」ータスク管理オタクで、ダンドリ磨いて30年超のエキスパート・萩原雅裕さんはこう語る。今回は書籍『「今日も仕事が終わらなかった」はなぜ起きるのか? 仕事が3倍速くなる計画・実行・中断の技術』の中から、「仕事を終わらせる人のコツ」を紹介する。

仕事が後ろ倒しになる原因
「今日も仕事が終わらなかった……」
そうして毎日、仕事を後ろ倒しにしてしまってはいないでしょうか。
「量が多すぎてしょうがない」と思っている人も多いかもしれませんが、仕事の「後ろ倒し」と量が多いことは関係ありません。後ろ倒しが起きるのは、「仕事の量を正しく見積もれていないこと」が原因です。正しく計画を見積もれていれば、仕事が何日に終わるかはっきりしているはずですから。
つまり、仕事が後ろ倒しになるのは、あなたの「計画」に問題があるわけです。
では、仕事の量はどうやって見積もればよいのでしょうか。今回は書籍の中から、「仕事の量を見積もる」ための「終わる計画を作る“計画の技術”」について、紹介していきましょう。
「アクション動詞」で計画を作る
では、どうやって正しい「計画」を作るのか。ダンドリを30年以上磨いてきた私がたどり着いたのが、「アクション動詞」でメモを書くということです。
今もし手元に「作業メモ」や「ToDoリスト」があったら、その内容を見てみてください。
もし、こんなふうになっていたら要注意です。
・「提案書作成」
たしかに、やるべきことは書いてあります。ですがこれは、「いざ取りかかろうとするとなかなか取りかかれない」ToDoリストの代表例です。
たとえば「提案書作成」。これを見るとまず思うのは「どこから始めればいいんだっけ?」ですね。もしかすると「どの提案書だっけ?」かもしれません。そうして迷ってしまいます。
この一瞬の迷いが致命的です。
仕事が忙しい時だと、パッと手が動かないだけで「後回し」にしてしまうからです。「考えないとよくわからないメモ」は、それだけで、作業に取りかかれない要因になってしまいます。内容が何なのか、時間が何なのかわからないタスクより、「とりあえずできること」に飛びついてしまうのが人間だからです。そうして、また明日も同じToDoがリストに残っている……なんてことになりかねません。
「終わる計画」の作り方
先ほどのTodoリストを、このように「アクション動詞」で書き換えるとこうなります。
↓
・「パワーポイントのスライドを3枚、タイトルだけ入力する」
このように書き換えるだけで、グンと手につきやすくなるのです。
「提案書作成」と書くと「あれ、何からやればいいんだっけ?」と悩んでしまいますが、アクション動詞で書き換えるだけで、「パワポね、パワポ!」と、すぐに手が動くようになります。
アクション動詞の詳しい書き方については本でも紹介していますが、まずはこれだけで、仕事の後ろ倒しが減ることを体感できるはずです。「終わる計画」は、アクション動詞で作るのです。
(本記事は『「今日も仕事が終わらなかった」はなぜ起きるのか? 仕事が3倍速くなる計画・実行・中断の技術』に編集・調整し、一部特別に書き下ろした原稿です)








