○キャリアスポンサーを「設計」する
出世し続ける人は、直属の上司一人だけに依存しません。企業の昇進が決議プロセスであることを理解し、関係者マップを頭に入れています。また、同期の出世を「チャンス」と捉え、むしろ積極的に支援して味方に変えます。将来、その同期が自分を引き上げてくれる最大の支援者(キャリアスポンサー)になり得ることを知っているからです。
○変化の「土俵」に乗り続ける
パーソル総合研究所の調査(2021年)では、40代で成長を実感している人の特徴として「通常業務と異なるプロジェクトへの参加」が挙げられています。「トントン拍子」の人は、あえて異質な案件に手を挙げ、自分の能力を新しい環境で「可視化」し続けます。
これにより、「過去の人」になることを防ぎ、常に「今の組織に必要な人材」としてアップデートされ続けるのです。
出世は「手続き」の勝負である
成果を出すだけでは不十分
40代で出世が止まってしまうか、さらに伸びていくか。その差は、決して持って生まれた才能の差や成果のみの差ではありません。
昇進という仕組みが「成果→推薦→会議→決議」という手順で動いている以上、その手順に沿った正しい努力をしているかどうかの差です。私自身、かつて大組織に身を置いた際、こうした「上向きのリーダーシップ」が足りずに出世できなかった苦い経験があります。だからこそ、今あえて厳しくお伝えしたいと思います。
「待てば海路の日和あり」は、ビジネスの昇進においては通用しません。自ら海路を切り拓くための「伝達の技術」を磨くこと。それこそが、40代の壁を突破し、その先のキャリアを切り拓く唯一の道なのです。
今回お伝えした「成果の可視化」や「上司の認知負荷を下げる報連相」は、今日からすぐに始められるスキルです。まずは今週の報告から、具体的な「数字と事実」を盛り込むことから始めてみてはいかがでしょうか。








