ベテランの作業員に話を聞くと、「拭く作業は拭く作業、補充は補充など、同じ作業をまとめて片付けていくことを意識しています」と教えてくれた。清掃用具やゴミ袋など交換する消耗品をどこに置くかといったところまで、ひとりひとりが考えて効率的な方法を見つけているという。実際、作業員たちの動きはまさに流れるようでまったくムダがない。
『トイレと鉄道』(鼠入昌史、交通新聞社)
「サービスセンター内には訓練用のトイレもありまして、そこで練習を重ねています。トイレ内はスペースが狭いので、体を捻ったときにどこかをぶつけて怪我をしてしまわないように、というのは注意するところです」(TESSEI担当者)
近年では多機能トイレを中心に清掃する場所が増えているという。いかに効率的に、かつ確実に清掃するかという難易度は年々高くなっていると言っていい。
「そのために、清掃担当者の人がどの辺の汚れがヒドイのかをまとめた図を作って、これを共有、清掃の効率をあげるような工夫もしています。経験豊富なベテランもいれば、最近入ったばかりの人もいるので、チームワークで情報や経験を共有しながら、限られた時間の中でやっていますね」(TESSEI担当者)







