ここ数年は「オーロラの当たり年」
実はここ数年は「オーロラの当たり年」といわれています。オーロラは、太陽が出す太陽風が地球にぶつかった際にプラズマ粒子が地球の磁場により南北の極のほうに引き寄せられ、大気と反応することで発光します。
太陽の活動は常に同じではなく、活動が盛んな『極大期』と活動が穏やかになる『極小期』を約11年周期で繰り返しています。今は太陽が極大期に入っていて、極大期にはしばしば太陽フレア(太陽の表面で起こる爆発)が発生します。
太陽の極大期には、大迫力のオーロラを見られるチャンスが増える Photo:PIXTA
フェルさんはカナダ/イエローナイフにあるオーロラヴィレッジに到着した夜(2月18日)に大規模なオーロラを鑑賞できたようです。宇宙天気ニュースを確認すると2月16日にMクラスのフレアが発生しているので、これが地球に到達したときのオーロラを目撃したのかもしれません。しかも2月18日は新月で夜の空は真っ暗。ある意味、完璧な条件が揃っていたのでしょう。
一般的な観光と違い、自然現象はその場所まで足を運んでも必ず鑑賞(体感)できるとは限りません。オーロラは太陽の極小期だと出現する確率が下がりますし、極大期だとしても都合よく滞在期間中に大規模な太陽風が地球にやってくるとは限りません。旅行の数日前に運よく大規模フレアが発生したとしても、太陽は球体なので太陽風が地球の方向に飛んでくるとは限らないのです。







