ラトビア観光で
日本人をやめたくなったワケ
洞窟のような店内は蛍光灯を使わず、ロウソクの灯りのみで照らされており、幻想的だった。
しかし、なによりも幻想的だったのは、中世風の衣装を着た店員さんで決まりだろう。日本に来れば間違いなくアイドル(あるいはモデル)として活躍できるだろう店員さんから、注文を聞かれた私はタジタジのモジモジ……。
女性「ご注文は何にしますか?」
佐藤「えっと、じゃあこのビールで」
女性「食べ物はどうしますか?」
佐藤「うーん、食べ物は……(ちょっと高そうなお店だし、あんまりお金使いたくないなぁ)」
女性「私のオススメはこれです。すごく美味しいんですよ」
佐藤「あ、じゃあそれ1つお願いします」
ビールと一緒に提供されたのは、イチゴムースのケーキだった。明らかにビールとの相性は悪かったが、なぜだろう、信じられないほど美味しく感じる。
私という生き物は単純で、ある意味で人生を得しているのかもしれない。
快く写真撮影に応じてくれた店員さん(提供=筆者)
翌日は市内観光を楽しんだ。これは私の独断と偏見だが、街を歩いているラトビア人の3人に1人は男女ともファッションモデルのような人が多い。不謹慎ながら「この国に生まれたら毎日散歩するだけで気分が上がるだろうな」「来世は日本人をやめて、この国でイケメンに生まれたいな」と本気で思ってしまった。
機会があれば何度でも再訪したいラトビア。これには同国の物価の安さも関係している。







