朝、出社ギリギリの時間に起きて、電車に乗るためにバタバタ。始業までにすでにメールが何通も溜まっていて、それに返事をしていると、午前中にやろうと思っていたことができずに、結局夜は残業。そんな「時間に追われるような毎日」を過ごしていませんか? 書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)は、「本来自分の持っている集中力、気力を取り戻す習慣」を教えてくれる1冊です。本書の発売を記念して、「成功者が朝の時間を大切にする理由」について本書より一部抜粋・再編集して紹介します。
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「他人のペース」ではなく、「自分のペース」で1日を始めよう
「他人のペースで始まる1日」か「自分のペースで始まる1日」か。
これはとても大きなちがいになります。
たとえば、あなたは朝起きる時間をどんな理由で決めていますか?
多くの人は「その時間に起きないと会社に間に合わないから」と答えます。
でもそれでは、自分で起きているというより“時間に起こされている”状態です。
一方、「この時間に起きれば、出社前にカフェで30分読書ができるから」と理由を決めていれば、朝は自分のペースで始まります。
自分で選んだ朝は、それだけで1日の質を変えてくれます。
起きる、身支度をする、移動する。
これらの行動を自分のペースで始められれば、自分で選んでいるような気分になる一方で、他人のペースで始めていると「これをしないとまずい、もう出ないとまずい、この電車に乗らないとまずい」とずっと他人都合で生きているような感覚になってしまいます。
すると、「他人に自分の人生を決められているような感覚」になってしまうのです。
ベンジャミン・フランクリンも「朝時間」を大切にしていた!
避雷針の発明やアメリカ独立宣言の起草にかかわったベンジャミン・フランクリンは、朝時間を徹底的に大切にしていたことでも知られています。
毎朝5時に起きて「今日は、どんな善を行おうか?」と自問し、読書や計画づくりにあてるのが日課だったそうです。
静かな朝に自分の軸を整えることで、1日を“他人に流されない時間”へと変えていたのです。
朝の10分が“自分主体”の人生をつくる
朝一番に「自分の時間」をつくるだけで、人生は少しずつ“自分主体”に変わっていきます。
10分でも大丈夫。
集中力と思考力がもっとも高い朝の時間を、家事や通勤ではなく、自分にとって価値のあることに使うのがポイントです。
私も家族が起きる前に1時間を確保し、運動・読書・計画づくり・重要プロジェクトなどにあてています。
朝イチで最重要な仕事が進むと、その後の家事や送り出し、仕事開始の段階で“時間の貯金”ができている状態になり、心に余裕が生まれます。
逆に、やるべきことに追われ続けると“時間の借金”のような感覚になります。
だからこそ、朝の貴重な時間を何に使うかが鍵です。
朝に生まれた“時間の貯金”は、あとで大きなリターンとなって返ってきます。
(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・加筆を行ったものです)










