ファイナンスと英語は、富の入口にある道具です。共通言語を持つことが、情報格差がうまるスピードが速くなっている現代では、あなたの可能性と未来を大きく広げる鍵になるのです。
取得に2000万円もかかる
MBAはコスパが悪いのか?
「MBAは役に立つのか?」「コストパフォーマンスは見合っているのか?」という議論は昔からあります。
実際、アメリカでM7と言われる名門7校やINSEAD(欧州経営大学院)、ロンドン・ビジネス・スクールなどの欧米トップスクールのMBAプログラムでは授業料が1300万円から2000万円となっています。これに加えて、生活費や渡航費、書籍代も必要です。
一方で、欧米ではMBA取得が経営幹部への登竜門となります。支払った額に見合う高い投資回収率が期待されます。
2024年のフィナンシャル・タイムズのMBAランキングによると、MBA卒業生が卒業後3年で期待できる年収は、たとえばスタンフォード大学では平均約25万ドル、INSEADでは平均約20万ドルとなっています。
また、インディアン・スクール・オブ・ビジネスではMBA取得後の給与が229%増加するとの報告もあります。これらの数字は、世界トップクラスのビジネススクールでのMBA取得がもたらす経済的メリットを強調しています。
しかし、残念ながら、日本ではMBA取得が企業の採用や評価に直接リンクしているわけではありません。それにもかかわらず、日本の富裕層の多くは20代のときに海外の大学院で学んだ経験を持っています。
これは、富裕層の支出哲学から考えると、MBA取得において、コストパフォーマンスはあまり重視していないからかもしれません。MBAは単なる学位以上の価値を持っていると富裕層は考えているのです。
MBAは短期的な結果を
約束するものではない
MBAの学位以上の価値とは何か。それは、ずばり、人脈とストレス耐性です。
まず、人脈の側面です。
MBAは通称で「ビジネススクール」とも呼ばれ、主に社会人を対象としています。1881年にアメリカのウォートン・スクールが世界初のビジネススクールとして設立され、1908年に設立されたハーバード・ビジネス・スクールが現在のMBA課程の基礎を築きました。







