効率化や本質を考えるか癖が
地頭を鍛える筋トレになる
(4)鵜呑みにしない
地頭の良い人は、人の話を鵜呑みにせず、一度自分で咀嚼したり、裏を取ったりする習慣があります。私も、とりわけ個人の体験に基づく情報や主観は鵜呑みにしないようにしています。
たとえば、「以前、その方法で失敗したからやめたほうがいい」とアドバイスされたとしても、その人が置かれた条件や背景を確認します。特定の条件下で失敗しただけなら、原因を取り除けば成功する可能性もあるからです。
また、うまい話を聞いたときも、納得するまで質問したり、自分なりに調べたりします。
その過程で自問自答が生まれ、思考力や判断力が鍛えられます。やはり、自分で調べて考えて確認をする人のほうが、地頭は鍛えられるのではないでしょうか。
(5)面倒くさがり
私は、なんでも真面目にコツコツするタイプより、「面倒くさがり」な人のほうが地頭が良くなると思っています。なぜなら、少しでも楽をする方法を追求する過程で、効率化や本質を考えるようになるからです。
たとえば、上司から「日報を書きなさい」と言われたら、「面倒くさいなあ」と思うところから始まります。「なぜ日報が必要なんだろう?」「新入社員だけ?」「目的何?」などと考えていくうちに、組織や上司の意図が見えてきます。
『できる人が大事にしている 複利で伸びる仕事術』宮脇啓輔 ディスカヴァー・トゥエンティワン
一方で、真面目な人は素直に「わかりました」と受け入れてしまい、そこから先の思考が止まってしまいます。
「面倒くさい」と感じることが、実は思考を深める入口になるのです。
(6)自分なりの方法で取り組みたい
これも(5)と近いのですが、私は仕事をアサインされたときなど、「仕事の進め方を長々と教えられるより、まずは自分なりにやり方を考えたい」タイプです。少しでも楽で、早く成果を出せる方法を探す。その試行錯誤が、思考力を育ててくれます。
真面目な人は言われたとおりにこなしてしまうため、工夫する機会がありません。
しかし、自分で方法を考える人は、常に「なぜこのやり方なのか」「もっと良い方法は?」と考えます。その違いが、最終的に大きな差になるのだと思います。







