ボディビルダーのような
たくましい体格である必要性がない
具体的には、握力の第1四分位群(握力が最も弱い下位25%)を基準として、第4四分位群(握力が最も強い上位25%)はハザード比(HR)0.67(95%信頼区間0.58~0.78)で、第3四分位群もHR0.85(同0.75~0.97)だった(傾向性P<0.001)。
椅子から立ち上がる速度については第4四分位群がHR0.63(0.54~0.73)、第3四分位群はHR0.76(0.67~0.87)で、第2四分位群もHR0.79(0.69~0.88)だった(傾向性P<0.001)。
これらの関連は、加速度計で測定した身体活動量や座位時間、歩行速度、全身性の炎症反応で調整しても有意性が維持されていた。また、筋力が強い高齢女性はガイドラインで推奨される身体活動量を満たしていなくても、死亡リスクが低かった。
重要なこととして、筋力が強いことによるメリットを得るために、ボディビルダーのようなたくましい体格である必要性がないことも示された。LaMonte氏は、「体重や除脂肪体重を考慮に入れて解析しても、筋力の強い高齢女性の死亡率は有意に低く、筋力と死亡率の関係は体格の違いでは説明できなかった」と述べている。
これらの結果に基づき研究者らは、高齢者が筋力を増強するために、必ずしもジムに通う必要はないと強調する。ただし注意点として、高齢者が筋力トレーニングを始める場合、事前に医師に相談することを強く推奨している。
LaMonte氏も、高齢者が目標とする筋力トレーニングを安全に進めるために、理学療法士や運動専門家の助言を受けると良いと提案している。(HealthDay News 2026年2月23日)
https://www.healthday.com/health-news/senior-health/strength-linked-to-longevity-among-senior-women
Copyright © 2026 HealthDay. All rights reserved.







