「雑談」で相手に自分を知ってもらうのではなく、先に自分を知ってもらう「自己開示」をしてから、雑談に持ち込むのです。
どういうことか?
私たちが社内と社外で行っている取り組みを紹介しましょう。
相互理解につながる「私の取扱説明書」
まずは、「社内編」です。
私たちの会社では、新卒入社でも中途入社でも、アルバイトやパートのメンバーでも、入社初日に、必ず作成していただくワークシートがあります。
「私の取扱説明書」と名づけた、このシートは、新メンバーが自己紹介をするシートです。志望動機や職歴を記入する履歴書や職務経歴書とは異なり、パーソナルな取扱注意事項を自分の言葉で書いていただきます。
たとえば、
「私にとって好ましい仕事の依頼のされ方、任され方は?」
「嬉しい褒め言葉、やる気の出る環境は?」
「好ましい叱られ方、指摘のされ方は?」
「取り扱う上で、これだけは気をつけて(NGワードや、やってはいけないNG行動)」
「私の上手なお手入れ方法(調子が悪くなると、私はこうなります)」
などと、ちょっと変わった質問が並びます。
このシートを記入し、全社に向けて共有することで、どのような価値観を持っている人なのか、どんな声かけを大切にすべきなのかがわかります。
「自己開示名刺」のつくり方
次に、「社外編」です。こちらは、どの会社にも必ずある、あるアイテムを活用します。
そう、「名刺」です。
名前と社名、役職、住所などが書かれた名刺。その一番下の5ミリほどの空欄に、自分にまつわる個人的な情報を「自己開示」するのです。








