見上愛は「一ノ瀬りん」をどう演じるか

 というわけで、本日は、りん役の見上愛さんのコメントを紹介しよう。

――「風、薫る」の主人公となったお気持ちはいかがですか?

 “朝ドラ”は、学校や仕事に行く前や朝の準備をするせわしない合間に毎日15分のドラマを見て「私も一日がんばろう!」と背中を押してくれるような存在なのではないかと感じていました。

 そんなドラマに出演することができるのはとてもうれしいことだと思っています。

 半年間もの期間、月曜から金曜まで毎日放送しているドラマなんて日本では他にないですもんね。

 人の人生を長く濃く描いていくことになるので明るいお話ばかりではないですが、そんな中に少しでも生きる希望や一日をがんばるきっかけみたいなものがあって、それを毎朝見てくださる皆さんにお届けすることができたらいいなと思っています。

 放送が近づくにつれ緊張感はだいぶ高まりましたし、どんな映像になっているのか楽しみな気持ちと緊張でいっぱいになりました。

―― 一ノ瀬りんという人物をどのように演じていますか?

 りんは、生まれは武家の娘なので芯が強くまっすぐに伸び伸びと育ってきた子で、とても素直な喜怒哀楽の感情を持っています。マイペースではありますが心根が優しく、人のことを常に考えて生きている女性なので、困っている人に手を差し伸べられなかったという出来事が、りんが看護婦を目指す重要なきっかけになっています。

 クランクインするまでに8カ月の期間があったので所作や書道や長刀(なぎなた)などのさまざまなお稽古をしました。

 それらの積み重ねの中で少しずつりんというキャラクターができてきたように思いますし、実際にお芝居をするなかでは、そのときの環境やお芝居相手の方から感じるものを繊細に受け取りながら演じるようにしています。

 脚本が示しているりんというキャラクターをスタッフの皆さんと歩みよりながら、丁寧に少しずつ作っていけたらと日々撮影しています。 

なぜ“ナース”を題材に?朝ドラ制作スタッフが「興味を持ったキッカケ」に納得した〈風、薫る第2回〉
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