・私はブランドには興味があまりないし、購入しないですが、妻は一点ものの財布やバッグのブランド物を買うことはあります。ブランド物を買うときはリセールバリューを意識しているようです。ただし、普段は実用性重視です。(40代男性)
・Tシャツはアウトレットで買ったものを2、3年は着ていますね。アウターやバッグなど外からみえる部分は、数十万円するものを数年に一度買って、手入れをして長く使うようにしています。流行り廃りを多少は意識しているので、アウトレットやセレクトショップでコスパのいい服があれば買ったりしますが、年に1回ぐらいでしょうか。(30代男性)
・お金をかけるとしたら、仕事用ですね。私服はファストファッションやセレクトショップで買っています。夫もオーダースーツです。(40代女性)
普段着は安く済ませて
仕事着は良いものを
『「いつの間にか富裕層」の正体 普通に働き、豊かに暮らす、新しい富裕層』(竹中啓貴、荒井匡史、野口幸司 日経BP)
ここからうかがえるのは、お金をかけるポイントを絞るメリハリ消費です。普段着はファストファッションなど実用性を重視する一方で、人から見られる仕事着や毎日肌に触れる化粧品など、自分にとって価値が高いと判断したものにはお金をかけています。
また、仕事道具はパフォーマンスを上げるための「勝負服」と捉えている点が興味深いです。これは見栄のためではなく、プロとしていい仕事をするための大切な道具であるという意識の表れだと考えられます。
また、アクセサリーや高級バッグのようなアイテムは、記念日など特別な意味を持たせる方が多いように思われます。1つのものを長く大切に使うスタイルもみられ、その上で、購入時には「リセールバリュー」を意識するなど、合理的な視点も持ち合わせています。
彼らにとっての「良いもの」とは、ブランドロゴを見せびらかすためだけのものではなく、自分の仕事のパフォーマンスを上げたり、日々の生活の質を高めたりする、実利に基づいた自分自身への投資のような側面を持つものだと思われます。







