吉沢亮さんの13キロ減量を見て圧倒された

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――吉沢さんが13キロ近く、痩せたことを俳優としてどう感じましたか。

 減量することは聞いていましたが、痩せてからはじめてお会いしたとき、その前に会ったときとあまりにも違っていたので驚きました。錦織という役に対する熱量に圧倒されました。役に合わせて自分の体の形を変えるのは相当なことです。しかも1カ月で約13キロとは、心身ともにすごく大変だったと思いますが、それを感じさせないように現場では全然大丈夫ですというふうに言っていて、絶対大丈夫じゃないはずだけれど、その強さと役に対する熱量みたいなものをじかに感じるだけでも役者として得られるものは大きかったです。

――極限まで自分を変えてみた役作りの経験はありますか?

 若干、体重の増減をすることはあります。例えば、幼い役を演じるときはちょっと痩せようとか、そういうのはありますが、吉沢さんのような経験はしたことがないです。

――『ベイビーわるきゅーれ』(高石さんの代表作、非正規労働者の女性ふたりが殺し屋をやっているバディもの)のようなアクション作品をやるときはおそらく体を鍛えますよね。

 なかったです……。稽古を数日やっただけなので。

――ゆくゆく自分も追い込んでみたいと思いますか。

 思います。吉沢さんが役にのめり込む姿がすてきだと思ったので、いつか自分も挑戦できる作品があるのであれば、しっかりと取り組みたいです。

――最終週はトキが『思ひ出の記』というヘブンとトキの回想録のようなものに着手するとのことなので、おそらくヘブンとの別れがあると思いますが、いかがでしたか。

 いつかは来るであろうと思っていた瞬間が、どう描かれるだろうかとずっと気になっていました。いざ台本を受け取ったら、その描かれ方が想像と違っていました。でもそれが『ばけばけ』らしくて。決して壮大なストーリーではない日常を描いた作品だからこそ残せる寂しさがそこにはありました。なんて表現したらいいかわからないけれど、ドラマはセツさんの書いた『思ひ出の記』に近い空気感を感じられます。