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会議の進行役が苦手、という方はいませんか?一生懸命話を進めているのに、誰も発言してくれず、シーンとなってしまう。会議の空気が重くなる……その原因は、どこにあるのでしょうか。『「説明」がうまい人がいつも頭においていること』の著者・犬塚壮志氏は、「会議を進めるのが上手な、仕事がデキる人は、しゃべり方が流暢なわけではない」と指摘します。会議を進めるのが上手い人とそうでない人は何が違うのか?説明のプロである犬塚氏が、実例を交えて解説します。(大学受験専門塾「ワークショップ」情報科講師/株式会社士教育代表取締役 犬塚壮志)
恐怖!頑張っているのに、会議が静まりかえってしまう
「……というわけで、この案で進めるべきだと考えます。以上です」
(シーン……)
こんな「独演会」のような会議に遭遇したことはないでしょうか。
「何か意見はありませんか?……ないようでしたら、このまま進めさせていただきます」
(シーン……)
想像しただけで恐ろしいですよね。ましてや、自分が進行役のときにこんなことになったら……沈黙が怖くて、つい1人で話し続けてしまった経験がある方もいるかもしれません。
会議を円滑に進めようと頑張る人ほど、「自分がしっかり説得しなきゃ」「場の主導権は自分が握っておかないと」と気負ってしまいがちです。
しかし、皮肉なことに「自分がうまく話すこと」「自分の意見を通すこと」に一生懸命になればなるほど、周囲は「どうせ何を言っても無駄だ」「アイツに勝手にやらせておけ」と口を閉ざし、会議室の空気は重くなってしまいます。
これでは、せっかくの熱意も空回りするだけで、非常にもったいない状態です。







