「9月頃に過去問を解き始めたのですが、点数がすごく悪くて……。どうしたものかと考えた結果、いったん過去問をやるのはストップして、まずは一番点数が悪かった社会を総復習することから始めました」(恭太郎さん)
このときばかりは、盛太郎君も自分たちも「衝撃すぎて、だいぶ落ち込んだ」と、奈津子さんは振り返る。
「どこであれ合格してほしい」
志望校を変えるよう説得した
「私たちは最難関校や開成にこだわっていたわけではなかったので、実はそれまでも何度か、志望校を変えるよう盛太郎を説得しているんです。これだけ勉強を頑張ったのだから、どこであれ、合格させてやりたいと心から願っていましたので」(奈津子さん)
思うように学習計画が進まなくても、諦めずに塾の教材に取り組み続けた結果、徐々に復調。少しずつ自信を取り戻し、盛太郎君は最終的に開成という難関をクリアする。一家が胸をなで下ろした瞬間でもあった。
過去問のスケジュール表は、年代ごと、教科ごとに作成。9月の挫折後にいったん解くのをやめ 11月ごろから再開した
思い出の過去問は 今も本棚に並んでいる。「なかなか捨てられませんね」と父の恭太郎さん







