家族葬は3割超え
最も重視したポイントは「お金」
2025年11月に株式会社NEXERと広島で家族葬・葬儀・お葬式を執り行う「斎場白島会館」が共同で実施したアンケートによると、葬儀を執り行った際の形式について「一般葬」は53.2%と過半数を超えていますが、「家族葬」を選んだ方も36.4%と3割を超える結果となっています。
葬儀の形式を決める際、最も重視したポイントについては「費用・予算」が29.6%と最も高く、次いで「家族の意見・気持ち」が24.0%と続いています。
家族葬を希望する多田さんも、息子にはなるべく「葬儀費用」を負担させたくないと考えており、少しでも多くの財産を残せたらと慎ましい生活を送っています。
家族葬ならではの
トラブルも発生
小規模で執り行える家族葬。一般葬と比べて費用も安く、トラブルが少ないように見えますが、家族葬ならではのトラブルも発生しています。
事例(1)「思っていたより高かった」費用トラブル
家族葬は会葬者への接待費用が少ない分、費用は抑えられます。静岡県富士市の例では、25年前の一般葬の平均費用が約250万円だったのに対し、現在の家族葬は平均約80万円程度とされています。
しかし、葬儀社によっては正式な見積書ではなく「概算書」のみを提示するケースも多く、広告の掲載価格どおりに収まらないケースも少なくありません。葬儀後に想定外の請求を受けて驚いた、というトラブルが実際に発生しています。
事例(2)「香典辞退と伝えたのに…」参列・香典トラブル
家族葬では香典辞退を案内するケースは少なくありません。しかし、「故人に最後のお別れをしたい」「遺族に気持ちを伝えたい」という思いから、案内にもかかわらず香典を持参される方は後を絶ちません。受け取るべきか辞退すべきか、その場で判断を迫られ、遺族が戸惑ってしまう場面がたびたびみられます。









