プジョー製エンジンを搭載「BX」
BXはモータースポーツシーンでも活躍。WRC参戦のホモロゲモデルも販売された(広報写真)
プジョー傘下に入った後に登場したBX(1982年デビュー)。プジョー製のエンジンが搭載されるモデルですが、このスタイルを見ればプジョーの血が入ってもシトロエンの独創性が失われていないことがわかります。
スタイリングを手掛けたのはイタリアのカロッツェリアであるベルトーネに在籍していたマルチェロ・ガンディーニ。足まわりはハイドロニューマチックシステムが採用されています。BXはまだかろうじて、中古車を探すことも可能です。
ハイドロの乗り心地は至高、まさに魔法の絨毯
実は私もかつてシトロエンに乗っていました。BXの後継モデルである「エグザンティアブレーク」です。ハイドロの乗り心地は至高で、たとえ荷物を満載にしていても、高速道路を滑るように走っていきます。
当時はフェスに行くためにほぼ毎週末遠方までドライブしていましたが、どれだけ走っても本当に疲れ知らず。大変思い出深いクルマでした。
ただ、当時の私はハイドロのトラブルに耐えられなくなり、3年ほど乗って売却。しかし手放したことを後悔して、今でもたまにカーセンサーで物件探しをしています。
日本ではXantiaを「エグザンティア」と読むが、フランスでは「クサンティア」と発音する(広報写真)
シトロエンの独創的な発想は、Stellantisグループの一員となった現在でも生き続けていると感じています。個性的なデザインは最新のシトロエンでもしっかり取り入れられていますし、「現代のハイドロ」と呼ばれるプログレッシブ・ハイドロリック・クッションを採用するモデルも増えています。
20世紀の頃と比べるとクセは薄まりましたが、なにより現在のシトロエンは信頼性も高まっています。もしみなさんがシトロエンの個性的なモデルを選んだら、それはきっと長く記憶に残る一台になるはずですよ。
(AD高橋)







