ステップ8 リサーチの履歴をメモに残す

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 ここまでのチェックを見ていくと、「正直ちょっと大変だな……」と思ったかもしれません。

 でも、そこは心配無用です。リサーチは、「慣れ」でどんどん早くなるからです。

 わたしも最初は何時間もかかっていましたが、毎月コツコツやっているうちに、「この条件なら残す」「これは除外する」というように、頭のなかに自然と選別基準ができていきました。

 下記の表のように、毎月高配当株の選別を行っているので、過去にチェックしたものを省くと、新たにチェックする銘柄はいつも10銘柄から20銘柄程度で済みます。

 それでも1時間くらいはかかりますが、「あの企業どうなったかな?」と前回のメモを見返すのも楽しくなってきます。最初からすべてきっちりやろうとすると、負担に感じてしまうかもしれないので、あまり根を詰め過ぎず、「ほどほど」でやっていくことをおすすめします。

 そして、リサーチ内容は、銘柄ごとにエクセルなどでメモしておきましょう。

 履歴を残しておけば、次に同じ銘柄をチェックするとき、前回の自分の“考察ログ”として使えるからです。

 株価の変動によって配当利回りは刻々と変化しますから、リサーチした銘柄の配当利回りが下がって一旦候補から消えても、数カ月後、数年後に再浮上してくることはよくあることです。

 そのときにメモを見返せば、「この企業、財務安定性は高いけれど収益性が弱かったんだよな」と振り返ることができるので、懸念点が改善されているかを判断しやすくなります。

 投資の知識は、積み上げれば積み上げるほど、自分の財産となるのです。

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