有給休暇を取得した翌日
上司が放った嫌味な一言

Q5 休暇を取ったら嫌みを言われた

 久しぶりに有給休暇を取ってリフレッシュした翌日、上司から「こんな大変な時期に休むなんてね」と言われた。前もって伝えていたし、制度上当然の権利のはずなのに、罪悪感と腹立たしさでモヤモヤする。

A5 上司は愚痴りたいのが自然、あなたはリフレッシュしたいのが自然

・上司にもあなたにも事情や感情があり、とても自然なこと。

・上司の感情とあなたの感情は独立した事象。上司が嫌がってもあなたはリフレッシュしていいし、あなたが嫌でも上司は忙しくて負担が増えているのも事実。

・前提として、休みを取るのは当然の権利なのだから気にしなくていい。

 自分も相手も尊重する、対等で率直なコミュニケーションを「アサーション」と呼びます。アサーションを取り入れることで、職場でもプライベートでも気持ちの良い人間関係を保つことができます。

 あなたが有給休暇を取ったことについて、「こんな大変な時期に休むなんてね」という上司の発言ですが、アサーションの観点から言えば、上司はどんな感情でも自由に持っていていいし、それをどのように表現するかは上司の自由です。もちろん労働環境としての制約は大きいものの、上司からすれば忙しい時期の有給休暇で負担が増え、一瞬でもネガティブな感情があることは事実でしょう。

 一方であなたも、日頃の疲れを取ってリフレッシュしたい欲求を持っていて、これも上司と同様に、誰にも邪魔されずに持つことのできる自然な感情です。

 しかし、多くの人が「上司が不機嫌そうにするから休みが取れない」と話しているのもまた事実。本来それぞれ独立して影響し合わないはずのお互いの感情なのにもかかわらずです。

 解決策としては、自然な感情に身を委ねることです。

「上司が多少不満を表してしまうのは、上司にも自然な感情を持つ権利があり、それが溢れ出てしまうことはある。でも私もまたリフレッシュしたいという気持ちを持っていてもいいはずで、上司の感情とは無関係に有休を取る」というふうに考えると、モヤモヤは多少減りませんか?