未来を変えるために必要なのは「未知を選ぶ」という視点。未来につなぐ時間の使い方を説く写真はイメージです Photo:PIXTA

私たちは、日々多くの選択をしているようでいて、そのほとんどが「慣れたもの」を選んでいるという。だが、その選択を続けている限り、人生は過去の延長線上から抜け出せない。未来を変えるために必要なのは「未知を選ぶ」という視点。未来につなぐ時間の使い方を説く。※本稿は、作家の長倉顕太『豊かな人だけが知っていること 時間貧困にならない51の習慣』(あさ出版)一部を抜粋・編集したものです。

人間の脳は無意識に
選択を拒んでいる理由

 多くの人が、未来に関係していないことに時間を使っています。

 ですが、これは人間の性です。私たちは知らないものを警戒する生き物だからです。無意識に慣れ親しんだものを選ぶようにプログラムされていると言ってもいいでしょう。

 人間の本能は、生存することが優先されるので、必然的に現状維持を望むようになります。

 たとえば、行きつけのお店のほうが、居心地が良かったり、着慣れた系統の服が落ち着いたり。だから、お店も一度慣れると、何度も足を運ぶようになります。極端な場合は、注文するメニューも毎回同じになります。

 恥ずかしながら私も意識しないと、いつのまにかそういう行動をとることが多い。行きつけの近所のスターバックスで、いつものメニューを注文してしまいます。座る場所まで同じだったりします。しまいには違う街、違う国に行ってもついスターバックスに入ってしまいます。

 私たちの脳は、慣れたものを選択させることで省エネしようとします。そうじゃないと、五感から入ってくる大量の情報処理ができず、パンクしてしまうからです。