だから私たちは、できるだけ考えないですむ、慣れたものを選択するようになっているのです。
未来に関係するものを選ばないと
「過去の延長」を生きるだけになる
ただ、これは危険です。
慣れたことばかりやっていれば、何も考えなくなるからです。もっと言えば、何も感じなくなってしまいます。
しかも、あなたが毎日使っているインターネットは、あなたが過去に選んだものから推測して情報が提示されます。あなたの過去と親和性の強い情報しか表示されません。つまり、過去をベースとした情報しか表示されないのです。
たとえば、Amazonのレコメンド機能がわかりやすいかもしれません。消費者の傾向を推測し、あなたが買いそうな商品、あなたが面白がりそうな情報を提示してきます。
このように私たちは、無意識のうちに「過去に関連するもの」を選択させられているのです。
だからこそ、意識して「未来」に関係するものを選んでいく必要があります。
脳もインターネットも、私たちを過去に縛ろうとしてくる。このことを知っておかないと、過去の延長線上の人生しかなくなります。その結果、時間は無駄に消費されていくことになるのです。
重要なのは、「未来につながっているかどうか」です。
「未来につながっているかどうか」は、「未知」か「既知」(知っているもの)かでわかります。
「新しい」ものであれば、それだけで未来につながっている可能性が高いのです。
ただ、私たちはどうしても「既知」を選ぶ傾向にあることは前述した通りです。ですから、常に意識して「未知」を選ぶ必要があるのです。
とはいえ、「既知」を選んでしまうのは癖なので、そう簡単には治りません。
人は毎日9000回の選択をしていると言われています。そのほとんどが無意識による選択です。逆に言えば、「既知」だからこそ無意識に選べるのです。
これはとても恐ろしいことです。
私たちは無意識に「過去」につながる選択を多くしているということです。







