「推薦と総合型選抜」が激増…大学入試の面接で「絶対に話したほうがいいこと」とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

大学受験の形が今徐々に変わってきています。総合型選抜や学校推薦型選抜といった形が増え、大学受験は「子ども1人の戦い」というイメージはもはや過去のものになりつつあります。これからの時代、大学受験を乗り越えるには、親のことを知るというのも鍵になってきそうです。(オリオンズベルトグローバル代表 小林音子)

一般選抜はもはや少数派へ

 文科省が2025年11月に発表した最新データ(2025年度入試)では、国立・公立・私立を合わせた全大学の入学者のうち、「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」を合わせた割合が53.6%となり、初めて5割を大きく超えました。

 私立大学のみに限定すると、この割合はさらに高く、すでに60%台に到達しています。ついに、ペーパーテスト一発勝負に挑む「一般選抜組」は、大学のキャンパスにおいて「少数派」になりつつあるようです。

 この新時代の入試において、武器の1つになるのが、親から子へと密かに受け継がれる「受験レガシー(目に見えない資産)」です。親から子へ受け継がれる「目に見えない資産」は非常に強力な武器になり、受験生自身の「アイデンティティの背景」や「継続性の証明」として評価されます。

 親から子へと受け継がれる「目に見えない資産」は、受験生自身の要素として昇華されます。「親が卒業生」「親がその分野の専門家」「親が続けてきた社会貢献活動」など、親の生き様を武器にすることが新時代の常識に移行し始めています。

「なぜ私はこの学問を志すのか」という問いに対し、家庭のコミュニケーションから生まれる「知の継承」は、志望理由に圧倒的な説得力を持たせます。