納得できる行動を選ぶ

若く見せたいという考えはいったん手放し、「自分が楽しく生きること」という原点に立ち返って物事を進めてみてください。

自分軸で生きるというのは、「自分が納得した言動を選ぶ」ということです。自分が何をしたいのか、これからとる行動は自分にとって腑に落ちているのか。毎回「自分はこれでいいのか」「納得しているか」と心の声を聞き、納得できなければ納得できる形までやり抜くか、あるいは最初から手を出さない。

これを淡々と実行していくことで、だんだんと自分軸が作られていきます。

自然体で輝く素敵な大人たち

いつまでも若々しい方として私がパッと頭に思い浮かぶのが、黒柳徹子さんです。年齢を重ねられても、Instagramの配信を楽しんだり、YouTuberとして様々な企画に挑戦したりと、本当に楽しそうですよね。若く見せようとしているのではなく、自分が納得することを楽しむスタンスこそが若さの秘訣なのだと思います。

デヴィ夫人がテレビ番組でやりたいことに挑戦されているお姿なども、まさに同じですね。 また、以前アナウンサーの近藤サトさんが白髪染めをやめ、綺麗なグレイヘアでメディアに出られていました。「自分らしく見せる」ことを大切にし、オリジナルの状態である白髪をあえて黒く隠さないという選択は、とてもしっくりきて素敵だと感じました。

ありのままで、人生を楽しむ

実は私も白髪が多いのですが、染める気は全くありません。染めてしまうと、かえって気持ちの面で老け込んでしまうような気がするからです。他人に不快感を与えるような問題であれば直しますが、そうでないなら、ありのままでいいと思っています。

好きなことをして「楽しいな」と思っていると、自然と目がキラキラしてきます。そうなれば、若作りなどする必要はありません。若作りをしている人は焦っていて、心から楽しめていないからこそ余計に老けて見えてしまうのです。

若作りは、逆に老けさせる原因になります。もう、若く見せようとするのはやめにしましょう。あなたは、あるがままでいいのです。自分に与えられた時間をただひたすらに楽しみ、やれることをやって、疲れた時はぼちぼち休む。そんなふうに生きていけば、本当の若々しさは勝手についてきます。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。