良くも悪くも、社会人経験豊富なビジネスパーソン同士の「対等な関係」で話ができます。

下調べに時間をかけるよりも
面接を受けながら考えればいい

 若い人たちのように「熱意」や「やる気」をアピールしたところであまり評価には値しない一方で、企業側も、無理に会社の方針に合わせて全面服従してもらおうとは考えていません。

●「この人は、当社が必要とする人材条件にどの程度合致しているのか?」
●「当社の社風や企業理念とのマッチングはどの程度あるか?」
●「個人的なキャリア志向と、当社が提供できる環境は合っているか?」

 など、採用後のミスマッチを防ぐために、きちんと相性を確認しようと努力をしてくれます。

 20代の第二新卒採用であれば、「他の会社の色がまだ付いていない、真っ白な人材が良い」「当社の社風に合わせて染まってくれる協調性のある人じゃないと困る」という採用方針もあるでしょう。

 しかし、40代になると「すでにその人には、何かしらの業界や職種、企業の色が付いている」「すでに積んできた社会人経験があるので、無理に当社の色に染めようとしても無理なのは分かっている」という状態です。

 若い人を採用する場合と比べ、入社後のミスマッチが起こった場合のリスクやトラブルの度合いが大きいだけに、「企業と人材とのマッチング」の見極めには向こうもかなり慎重です。

 だからこそ、まずは一度、話をしてみないと何も始まらないのです。

 40代の転職の大部分はタイミングとマッチング次第で決まります。だからこそ、それを直接確かめずに、悠長に時間をかけて「下調べ」などしていたら、あっという間に転職活動の失敗が決まります。

 まずは自分との相性が良いか・悪いかを、タイミングを逃さずに確かめに行った方が絶対に良いです。

 これは、40代の転職では鉄則だと言えます。

大手の転職エージェントからは
ほとんど相手にされない

 転職エージェントとの付き合い方も、40代だとやや普通の転職とは異なります。

 具体的に言うと、「大手の転職エージェントからはほとんど相手にされない」ということです。