「必ず週休2日制にします」と宣言
お給料も、ボーナス支給の話もした
経営計画発表会では必ず会社の夢を語るようにしました。当時は外食業界の福利厚生は悪いところが多かったんです。社会保険もないし、休みも月に1回か2回しかない。それを必ず週休2日制にしますと宣言しました。
お給料も、外食産業の平均より多い給料を絶対払える会社にしますと宣言しましたし、ボーナス支給の話もしました。全社員の前で宣言する、これがよかったね。
その当時は、ラーメン屋さんで働く若い人たちは、将来このラーメン屋さんがどう成長するかなんて考えてもいなくて、5年くらい修業したら辞めて自分のお店を持つのが普通でした。まさかラーメン屋さんが株式上場して、時価総額1000億円になるなんて思いもよらないわけです。
当時の私もそこまで大風呂敷は広げなかったけど、この会社は週休2日制にして、一生食べていける会社に絶対にするんだということを洗いざらい語りました。
ただ「働け」と言うよりも
「会社は将来こうなる」と伝える
社員が会社の将来像を描けるのと描けないのとでは全然違います。ただ給料を払って「働け、働け」と言うよりも、この会社は将来こうなるんだ、とちゃんと伝えれば頑張ろうという気になりますよ。
ビルを建てるときもそうでしょう。まだ更地のときに完成図を掲げますよね。大工さんも事前に完成図を見ていたら、骨組みをしたり、ペンキを塗ったりするときも、あんな立派なビルになるんだから俺も頑張ろうっていう気になります。
会社も同じなんです。会社は将来こうなりますというのを洗いざらい語って、それをひとつずつ実現していけば、社員の目の色も変わります。今、振り返ってみると、そこで語ったことは全部そのとおりになりました。週休2日制も予定より3年ぐらいずれましたけどね、外食で一番最初に導入しました。
店舗数についても、今年はこのくらい出店しますという話をするようにしています。今年は10店舗出す、と言って、8店舗のときもあったけどね、だいたいそのとおりに出店してきました。







