これはイーロン・マスク氏への挑戦状だ。米アマゾン・ドット・コムは14日、通信衛星網運営会社グローバルスターを116億ドル(約1兆8000億円)で買収することで合意したと発表した。マスク氏率いるスペースXの衛星通信サービス「スターリンク」に対抗するのが狙いだ。この買収は、政府が産業政策を立案する際に市場と技術の進化を予想するのがいかに困難かを思い起こさせる。米国民の大半は、ベライゾン・コミュニケーションズ、AT&T、Tモバイルのいずれかの無線通信サービスを利用している。通信衛星網の構築によってこの市場に殴り込みをかけようとしているのが、スターリンクと、アマゾンの新衛星通信サービス「アマゾン・レオ」だ。どちらのサービスも、携帯電話の基地局を建てるのではなく、衛星を使ってスマートフォンなどのモバイル機器を接続する。
【社説】衛星通信の「宇宙戦争」が始まる
アマゾンとスターリンクの競争で産業政策の失敗がまたも明らかに
特集
あなたにおすすめ







