または、スマートフォンを使い、お子さんが考えた物語やダンスに合わせて「ミュージックビデオ」を撮影してみる。BGMを一緒に選んだり、効果音を入れたりするプロセスは、音で感情を表現する素晴らしいトレーニングです。

 親子で映画を観ながら「どうして、この場面でこの音楽が流れるんだろう?」と、音の役割について話し合ってみるのも良いでしょう。音と感情の繋がりを意識するきっかけになります。

こどもの8つの知能その6
人(対人関係知能)

 友達の輪の中心にいたり、人の気持ちを察するのが上手なお子さんです。周りの人と協力し、共感する力は、チームで何かを成し遂げる上で不可欠です。

・関わりのヒント:週末の予定などを決める「家族会議」で、ただ意見を言うだけでなく、議長(ファシリテーター)の役割を任せてみましょう。「みんなの意見を上手にまとめるには、どうすればいいかな?」と問いかけ、調整役の難しさと面白さを体験させます。また、お友達の誕生日などに、サプライズパーティーの企画を任せてみる。「主役が一番喜ぶことは何だろう?」と考えさせ、相手の視点に立って計画を立て、仲間と協力する経験は、最高の学びの場になります。

 親子で地域の清掃活動やイベントのボランティアに参加し、様々な年代の人と関わる機会をつくる。普段接することのない人たちと協力する経験は、コミュニケーション能力を大きく育てます。

こどもの8つの知能その7
自分(内省的知能)

 1人で静かに考え事をしたり、自分のことを客観的に話せるお子さんです。自分自身と向き合い、深く考える力を持っています。

・関わりのヒント:良かったこと、悔しかったこと、次やりたいことなどを3つの項目で書き出す「3行日記」を勧めてみましょう。毎日数行でも自分の気持ちを言語化する習慣が、自己理解を深めます。または、週に一度、親子が1対1で静かに話す「作戦会議」の時間を作る。「今週、一番ワクワクしたことは?」「何かモヤモヤしたことはある?」など、評価やアドバイスをせず、ただ深く耳を傾ける時間が、お子さんの内なる声を引き出します。