スーツ姿でスマートフォンを耳にあてる子ども写真はイメージです Photo:PIXTA

子どもの「好き」を、ただの趣味で終わらせるか。それとも、社会的意義のあるものに育てられるか。両者を分けるのは、大人がかけるたった1つの問いかけにある。筆者が運営する小学生向けアフタースクールに通うごく普通の少年は、その問いをきっかけに事業を立ち上げるまでに至った。子どもの可能性を大きく伸ばす、親の振る舞いとは?※本稿は、一般社団法人子供教育創造機構代表理事の森 博樹『子どもの「好き」を「生きる力」に育てる 親子ではじめる10歳からの起業家教育 圧倒的な主体性を育む「5ステップ成長循環メソッド」』(学事出版)の一部を抜粋・編集したものです。

「ゴミゼロ」に挑んだみずきくんは
海の生き物が大好きな小学生

 ご家庭で実践できる起業家教育の、具体的な関わり方のコツをご紹介します。

 この「5ステップ成長循環メソッド」とは、お子さんの「これ、好き!」という小さな好奇心を、大きな自信と「自分でやりたい!」という主体性へと育てていくための、とてもシンプルな関わり方です。

「やってみる(挑戦)」と「どうだったかな?(振り返り)」を繰り返すことで、まるで雪だるまを大きくするように、お子さんの成長のサイクルを親子で一緒に回していきます。

 それでは、お子さんと一緒に成長の「らせん階段」を一段ずつ、しかし着実に上っていくための、5つのステップの全体像を見ていきましょう。

 イルカが大好きだったみずきくんの事例です。彼の挑戦は「好き」という純粋な気持ちが、いかにして大きな社会課題に立ち向かう力へと変わっていくのかを、私たちに教えてくれます。