業務説明してくれないのは
忙しい現場あるある……

 なにも説明していないのにその言い方はひどいと感じたので「食器洗いはやったことありますが、ここのやり方は全く教わっていないのでわかりません。やり方を説明していただければその通りにやります」と伝えました。

 社員さんもマズいと思ったのか、「それはすみませんでした」と謝り、「まずは下洗いをして、おおまかに汚れを落としてから食洗機にかけてください。その後、後ろの食器乾燥機に入れ、乾いたものはそこの台の上に置いてください。私たちで片付けます」と一連の流れを説明してくださったので一安心。

 ロクに業務説明もせずにダメ出しだけしてくる……というのは忙しい現場あるあるです。そうした時は、早めにこちらからどうしてほしいかをきちんと伝えて線引きしておいた方が、結果的にお互いのためになるような気がしています。

 ボウルを食洗機にかけつつ、持ち場の周りを確認。洗い場横の食器を下げるカウンターの台にいくつか食器が置いてあったので、社員さんにそれも洗うべきか、確認します。カウンターに置かれたものはどんどん洗ってほしいと言われたのでその通りにし、洗った後は食器乾燥機へ。

 金属製のカゴが厨房のテーブルの下にいくつかあり、そこに何種類もの食器を互い違いにすき間ができるように置き、カゴごと乾燥機にかければいいようです。実際にやってみるとちゃんと風が通るように、ある程度すき間を作るためにパズルのように食器を組み合わせる必要があり、なかなか難しかったです。

 調理器具や食器洗いが一通り終わると、次は社員さんからお米研ぎの仕事をお願いされました。計量されたお米が入ったタッパー容器があるので、そのお米を大きなザルに入れて流水にさらし、泡だて器を使ってお米を混ぜて研ぎます。

 ある程度、研ぎ汁が透明になったらそれを元のタッパー容器に戻して完了。「僕が研いだお米を今日、この強豪スポーツ部の皆さんが食べるのか!」と結構興奮してしまいました。