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大人の日々は「選択」の連続です。ピンチをチャンスに変えるには、どうすればいいのか。高い評価や人望や信頼をたくさん得られるのは、どっちの選択肢か。微妙な状況への立ち向かい方を通じて、より大きな幸せをつかめるトクな道を探りましょう。
※「お悩み」は編集部で作成した架空のモデルケースです。
今回の「お悩み」
春から課長に昇進した。会社内は役職や年次に関わらず、基本的には敬語で話すのが原則である。ところが、部下で年上の社員が、会話の中にタメ口を織り交ぜるのをやめようとしない。
自分が昇進する前は同僚同士の関係で、相手はいちおう先輩だったので何も言わなかった。ただ、現在は上司と部下だけに、このままでいいのかどうか悩ましい。
「お互いに敬語で話しませんか」と注意するか、そのままスルーするか、さてどっち?
選択のポイント
「年上の部下」や「年下の上司」とどう接するかは、微妙に悩ましい問題。立場に関係なく敬語で話すことを原則にすれば、そこで悩む必要はなくなります。
ただ、敬語が原則だったとしても、四角四面に敬語を貫くのが「正解」とは限りません。
その年上の部下は、なぜタメ口を織り交ぜてくるのか。フレンドリーな雰囲気を醸し出したい可能性もあるし、年上としてのプライドを保とうとしているとも考えられます。何にせよ、さほど深い意味はないのではないでしょうか。
一方自分は、なぜタメ口を使われるのが気になるのか。もしかしたら、上司になった自分に敬意を示さない部下に、必要以上に腹を立てているのかもしれません。そんな怒りを正当化するために社内の原則を盾にしているとしたら、けっこうセコイ話です。
仮に注意したとすると、たしかに非は原則を守らない部下にあるわけなので、おとなしく従ってはくれるでしょう。ただし、タメ口を使われなくなったことと引き換えに、その部下との関係がギクシャクしたり、セコイ人間だと思われたりするリスクはあります。
その部下が悪い印象を持つだけならまだしも、タメ口にこだわる細かさが言葉の端々に顔をのぞかせたりして、ほかの部下からも軽んじられかねません。
ここはスルーがオススメ。そう決意して、相手からタメ口が飛び出しても涼しい顔で接し続けることで、上司としての胆力も鍛えられることでしょう。








