淑徳与野の算数の問題提供=淑徳与野中学校

 私が個人的に「トイレットペーパー問題」と呼んでいる2020年に出題された入試問題です。直径が18㎝で幅が20㎝なので、トイレットペーパーではないと思いますが、図がそれにしか見えない(笑)。

 詳しくは記事末の解説を読んでいただきたいのですが、計算できてしまうことが面白くないですか?

 淑徳与野もよく出したなと思ったんですけど、できた子はあまりいないかもしれないですね。マニアックな問題ですが、算数って面白いと思える問題です。

――出題者の先生は楽しくて仕方ないでしょうね。「これを解いて、春から一緒に楽しく勉強しようね」という声が聞こえるかのようです(笑)。それにしても、難しいです。

 男子の御三家に関してはもう頭打ちというか、これ以上、難しく作ると、もう逆に誰も受かんなくなるんじゃないの?というところまできていると思うので、これ以上はいかない気がしますが、全体のトレンドで言うと中学入試の問題は難化しています。

 何でもそうですが、中学入試も進化しているんですね。塾は自分たちの生徒を合格させたい一心で研究します。すると受験生に得点差をつけるために学校側も研究してくる。イタチごっこじゃないですが、全体的な流れとしては入試問題が相当難しくなっているのは確かです。