もっと自信を持ちたい。でも、何をすればいいかわからない……。「私の人生、このままでいいのか?」そんな悩みを持つ人におすすめの本がある。15年以上にわたり、リーダーシップと行動心理学の研究を続けてきた著者、池田貴将による新刊『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』だ。人生にブレイクスルーを起こし、別人級に成長することができる「すごい習慣術」を網羅している。本記事では、自信の見つけ方について紹介する。(構成/小川晶子)

「自信がある人」と「自信がない人」。その決定的な差とは?Photo: Adobe Stock

自信にあふれた人と、自信を持てない人。その差とは?

「もっと自信を持ちなさい」

何度も言われたことがある言葉だ。

とくによく覚えているのは、女性起業家が集まる場でのこと。

他業界の有名な起業家さんに「あなた、自分に自信がないんでしょう。もっと自信を持たないとお客さまに失礼よ」と言われ、思わず「おっしゃる通り」と頭が下がった。

なんか、めっちゃカッコイイと思った。その人は見るからに自信にあふれていてキラキラ輝いて見える。

自信なさそうな人より、自信にあふれた人に惹きつけられるものだ。仕事を頼む場合にはなおさらである。

私はこのとき、「もっと自信を持とう!」と思った。……が、何をどうすればいいのかよくわからなかった。

もっと自信を持つには、どうすればいいのだろうか?

自信は常に「タスクベース」

「業界で有名だったり、大きなことを成し遂げているんだったら、そりゃあ自信マンマンになれるよ」
「そういうわけじゃないのに、もっと自信を持てと言われても」

そう思う人もいるかもしれない。私もそう思っていた。

「評価されている=自信を持っていい」みたいなことを思ってしまっていた。

もっと言うと、「評価される前から自信を持っている人って何なんだろう?」と思っているフシもあった。

しかし、リーダーシップや行動心理学の研究者である池田貴将氏によるベストセラー『人生アップデート大全』によれば、これは勘違いだ。本書にはこうある。

「研究によると、自信とは常に『タスクベース』なのです。
『このタスクをきちんと実行することの自信はある』ということが自信です。」
――『人生アップデート大全』より

さらに池田氏は、私たちは、活躍している人を見るとつい「自信のある人なんだ」と思いがちだが、実際には「自分が上手にできるタスク」に対して自信を持っているだけなのだと指摘している。

周囲の評価は関係なく、「自分はこのタスクはできる」と思うことが自信になっているのだ。

すべてに自信がある人も、すべてに自信がない人もいない

どんなに自信ありそうな人も、やったことのないことには自信がなくて当然だ。

ある起業家さんが初めて本を出版する際、私はライターとしてお手伝いをした。

その人はいつも自信マンマンに見えるのだが、いざ本が出るというときになると不安そうで様子が違ったので驚いたことがある。

「いつも自信マンマンじゃないですか。どうしたんですか急に」

一瞬そう思ったのだが、その人は本を出すことに関しては初めてなのだから自信がなくて当たり前なのだった。全方位に自信がある人なんていないのだ。

逆に言えば、すべてにおいて自信がない人もいない。

誰しも「○○のタスクについてやれる自信がある」というものがあるはずだ。
探せば「自信」は必ず見つかるのである。

「自分ができるタスク」を見つけよう

不安や焦りがあって、「もっと自信を持ちたいのに……」というときは、「私が今ここでできるタスクは何か?」と考えよう、と池田氏は述べる。

必ず「このタスクはできる」と思えるものがあるはずで、それが自信の源だ。

「あの人に比べて自分には自信がない」と落ち込む必要はない。タスクが違えば、自分のほうが自信があるのかもしれないのだから。

そして、できるタスクをこなす。タスクをこなすほどに自信がつく。
初めての経験でも、チャレンジしてこなせば自信になるのである。

シンプルだが、これは発見だった。

本書には自信を持つ方法のほか、「停滞した自分を変える66の習慣」が紹介されている。

「自分の人生、このままでいいのかな……」と思うことがある人にはおすすめしたい一冊だ。

(本稿は『人生アップデート大全』に関する特別投稿です)