「高学歴は推し活をしない」というのは本当だろうか?
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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高学歴は推し活をしないのか?
「高学歴は推し活をしない」
こんな言葉がSNSで盛り上がっていた。
高学歴の人は、合理的で、効率を重視し、無駄を嫌う。
だからアイドルやキャラクターに時間やお金を使う「推し活」は無縁であろう。
そんなイメージから言われているのだ。
だが、この認識は現実とずれている。
むしろ、仕事や学業で結果を出している人ほど、
一見“非合理”に見えるものを、あえて生活に組み込んでいる。
生きている実感を味わうために「やりたいこと」をしよう
その理由はシンプルだ。
人は、「生きている実感」がなければ、自分の人生を積極的に生きられないからだ。
「生きている実感」を生むためには、「やりたいこと」に時間を使う必要がある。
「やりたいこと」をすると、「生きている」と強く実感できる。人生ははかなく、やりたいことをすべて成し遂げられるわけではない。だからこそ、本当に心から楽しめることを見つけて、もっとたくさんやってみよう。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』よりもちろん、やりたいことは推し活でなくてもいい。
自分にとって幸せを感じる行動であれば、なんでもいいのだ。
例えば、以下のようなものでもいい。
・「毎年、新しい趣味を始めることにしています。今年は金属探知機で地中の金属を探すメタルディテクティングに夢中になりました。かなり変わった趣味であるのは認めます。でも私は楽しんでいますし、変わったことに挑戦するのは面白いんです」
・「北米にある主なジェットコースターを制覇するつもりです。全部で1000台以上あるので、時間はかかるでしょう。でも、旅そのものが楽しいのです。これから乗るジェットコースターに関する動画をネットで見ながら、次の自転車旅行を計画するのが好きです」
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より
どれも、他人から見れば合理的とは言えないかもしれない。
だが、それでいいのだ。
大切なのは、「正しい時間の使い方」ではなく、
自分が「生きている」と実感できる時間を持てているかどうかだ。
推し活も、そのひとつにすぎない。
その意味では、「高学歴は推し活をしない」とは言えないだろう。
自分の人生を前向きに進めるために、“ちゃんと楽しむことを選んでいる”だけなのだ。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









