言われたことをそのまま実行するのではなく、「なぜそうするのか」を自分の頭で考え、必要なら確認する習慣が求められます。今はいろんな方法で事前情報が集められます。先輩や上司から教えてもらったからと信じるだけでなく、自分で調べておくということの重要性を感じたエピソードでした。
お茶の出し方、内線の取り次ぎ、先輩の言葉をうのみにするかどうか――。どれも些細なことに見えるかもしれません。
しかし、ビジネスの場では、こういった小さな行動の積み重ねが「この人は信頼できるか」という評価に直結します。ルールを「知っている」ことと「理解している」ことは、似て非なるものです。
新しい環境では、わからないことも多く、質問ばかりで気が引けることが多いかもしれません。また、質問することが恥ずかしいと思うこともあるかもしれません。しかし、「なんとなくわかったつもり」で進めてしまうことはリスクでしかありません。
ルールを覚えることは出発点に過ぎません。なぜ、そのルールが存在するのか、誰のためにあるのかまで理解してはじめて正しく使えるようになる。
受付という仕事は、ルールと現実の間で毎日判断を迫られる現場でした。その経験が今の私の経営にも確かに生きています。
新年度、新しい環境でスタートを切った方々には、目の前一つ一つの行動の背景や目的、意図を立ち止まって考える習慣を、大切にしてほしいと思います。







