ステップ2:判断材料を集め、「考える期限」を決める
直感で自分の気持ちがよくわからない場合は、次の段階として判断するための材料を集めます。詳しい状況や得られる成果、費用の妥当性など、情報を集めないと判断できないこともあるためです。
そして、材料を集めると同時に「考えるリミット(期限)」を必ず決めてください。経験上、1日悩んで答えが出ないものは、どちらでもいいことです。相手が求める期日があればそれに合わせ、特にない場合でも「今週中に決める」「今日中に決める」と自分でリミットを設定します。
少し時間を置いて泳がせておくことで、パッと気持ちが定まることもあります。ただし、いつまでも優柔不断にならないよう、一度決めたリミットは絶対に動かさないことが重要です。
ステップ3:期限が来たら適当に決めて、振り返らずに行動する
リミットが来ても心が決まらなかった場合、それは「どっちを選んでも正解」ということです。あみだくじでもサイコロでも構いません。適当に決めてしまいましょう。
おすすめなのは、パートナーや親友など「信頼している人に決めてもらう」ことです。その際、「どう思う?」と聞くと「あなたが決めればいいんじゃない?」と正論を言われてしまうので、「あなたならどうしますか?」と相手の立場に置き換えて聞いてみてください。信頼する人の言葉に従ってみるのも、立派な決断の一つです。
とにかく何らかの方法で決着をつけてください。そして決めた後は、絶対に後を振り返らずに行動(Do)あるのみです。
まとめ:決断を正解に変える3つの思考法
復習として、3つのステップをまとめます。
2. 考えるリミットを決め、材料を集める(リミットは絶対に動かさない)
3. リミットが来たら、サイコロでも他人の意見でもいいので決めて行動する
適当に選んだように思えても、行動してしまえばあなたの決断は、いい方向へ転がるようになります。「何も決められなくて困っている」「今まさに悩んでいることがある」という方は、ぜひこの思考法を試してみてください。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。



