ギスギス職場の
険悪なやりとり

A課長「Bさん、来週の報告書、内容がダメだよ。クライアントが求めているのはこういう話じゃないんだって」
Bさん「現場が気にしているのはこの報告内容ですよ! それを前面に出さなくてどうするんですか?」
A課長「いいから、修正してくれ。私がダメだと判断しているんだ」
Bさん「じゃあ直します。けど、何かあっても私では説明できないので、課長が対応して下さいよ」

 程度の違いはあれ、多くの職場でこのようなやりとりが行われているのではないでしょうか。建設的な関係を築くどころが、険悪な雰囲気になってしまいました。

 A課長はBさんの報告書を否定するだけではなく、意図を補足して、「なぜ報告書を変える必要があるのか」をしっかり説明する必要がありました。

 またBさんも、A課長にケンカ腰で対応するのではなく、「なぜ現場の意見を報告書に入れる必要があるのか」を伝える必要がありました。