上司と部下は、
こんな建設的な関係を目指そう

 上司―部下の間で建設的な関係を結んで、次のようなやりとりを目指して下さい。

A課長 「Bさん、来週の報告書もらったよ。ありがとう。でも、ちょっと修正してほしいところがあるんだ。報告書を呼んだクライアントの上層部が、次にやるべきことを判断できるような形に変えることはできないかな?」
Bさん 「わかりました。やってみます。でも、現場が気にしている点がいくつかあるので、それを盛り込んでもいいでしょうか?内容に具体性が増して、クライアントにとって、さらに有益な報告書に仕上がると思うんです」
A課長 「いいね!じゃあ、さっそく頼むよ」

 このように上司と部下がお互いにフィードバックし合える関係になれば、組織の中から不条理なコミュニケーション(パワーハラスメント含む)が無くなり、風通しの良いカルチャーが醸成されるでしょう。

 繰り返しになりますが、目指すべきは、「部下の目的達成を助けるために上司の言葉が役に立つ」、そして「より良いやり方を上司が気づくきっかけとして部下の提言が機能する」という関係性です。

(次回掲載は、現在未定です)


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 速くて質の高い仕事をするコツは、たった1つ。
それは、”仕事を「小分け」にして、「カタ」にはめる”ことです。このメソッドを具体的にいえば、

(1)仕事を切りの良い単位で、小分けにする
(2)小分けにした後は、やるべきことに注力して効率的に行う

ということです。
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