富裕層必見!資産防衛&節税術Photo:PIXTA

資産100億円を超えるようなスーパーリッチの人々に共通した生活スタイルや特徴とは何か。連載『富裕層必見!資産防衛&節税術』の第18回では、数多くの富裕層と接してきた税理士だからこそ知る、超富裕層の実像に迫る。(税理士法人レガシィ代表社員税理士・公認会計士 天野 隆)

資産100億円超の真の富裕層は
自らが金持ちであることを隠す

 資産100億円を超えるスーパー富裕層の知られざる「生活の実態」を紹介しよう。なぜなら、彼らのライフスタイルや哲学には学べることが多いのだ。

 まず、どのような人々がそれほどの資産を保有しているのか。その大半は先祖代々から土地を持っている地主、もしくは自ら事業を起こし上場まで導いた人々である。前者は土地の価格が大きく、後者は創業者保有株の評価が高い。いずれも資産100億円超とはいっても、全ての財産を現金として保有しているわけではなく、前者なら土地、後者なら創業者保有株が評価額の大きい財産になっている。

 その生活ぶりの一端について、超富裕層が決して「やらないこと」から話すと、自身の生活を他者に見せるような行動はしないのが常である。例えば、「100億円を超える資産を築く方法」や「10億円を稼ぐためのノウハウ」といった自らの資産を喧伝するような本を執筆することなどはしない。

 その理由は、ねたみ・そねみ・ひがみを受けることを極力避けるためだ。多く財産を持っていることがばれると、他の人からねたまれる可能性が高まるだけでなく、寄付を求められることも多いので、無用なトラブルを避けるために静かに暮らしているケースが一般的である。

 では、資産100億円を築いた超富裕層たちが共通して「やっていること」や生活スタイルは何か?次ページで、筆者が直接携わった事例を中心に紹介しよう。