よん:資料を使いながら、これからの経過や変化について丁寧に説明します。たとえば、亡くなった後のエンゼルケアでも患者さんらしさを大切にしていて、好きだった服を着せたり、女性の方だったらご自身のメイク道具を使ってメイクをしたりします。家族にも声をかけながら、一緒に参加してもらうことが多いですね。家族も「最期に○○をしてあげられた」という記憶が残り、後々のグリーフケアにもつながるからです。
ソファ:グリーフケアにはどんなことがありますか?
よん:グリーフケアは、悲嘆を癒す死後の家族ケアともいわれています。実は患者さんが亡くなった後だけでなく、たとえば、これからの過ごし方を説明する時点から、すでに受容の段階に入っているんです。患者さんや家族が死を受け入れていく過程を支援することも、グリーフケアの一部だと私は考えています。
ソファ:受け入れるって難しいですね。受容のためによんさんが心がけていることはありますか?
よん:患者さんと家族の意思をしっかりと聞き、できるだけ早い段階から関わることです。患者さんや家族1人ひとりの人生は一度きりなんです。だからこそ、その時々で最善のケアを提供し、後悔のないようにすることが大切だと考えています。
ソファ:お互いに後悔しない…大切なことですね。
よん:看取りは患者さんだけでなく、家族にとっても大きな経験です。家族の生活はその後も続いていきますから…。もちろん、完璧なケアができた、一切後悔がないということはないかもしれません。それでも、その人のために全力を尽くし、看護師として学び続けることで、より良いケアにつながっていくと信じています。
よん:看護師/イラストレーター
小学生の頃に緩和ケアや在宅看護に興味を持ち看護師を志す。2014年に看護師国家試験に合格。同年より大学病院の消化器、臨床腫瘍科病棟で勤務。その後、緩和ケア病棟やホスピスで勤務。緩和ケアの実際や大切さを知ってもらいたくてInstagramを開設。趣味は旅行、買い物、食べること、ダイビング。
小学生の頃に緩和ケアや在宅看護に興味を持ち看護師を志す。2014年に看護師国家試験に合格。同年より大学病院の消化器、臨床腫瘍科病棟で勤務。その後、緩和ケア病棟やホスピスで勤務。緩和ケアの実際や大切さを知ってもらいたくてInstagramを開設。趣味は旅行、買い物、食べること、ダイビング。







