「スーパーのようでスーパーじゃないお店」ロビン・フッドの売り場
PPIHの新業態戦略発表会スピーチ要旨によると、「一般的なスーパーでは非食品構成比は10%以下だが、ロビン・フッドでは非食品の面積構成比は40%程度、売り上げ構成比としては25%想定している」と説明している。
売り場を見学すると、中央に位置するのが非食品で、それを取り巻く形で鮮魚、青果、精肉、そして惣菜売り場が配置されている。
非食品の売り場には、日用品・ウェルネス・ビューテイ&コスメ、ワンマイルウエア、紙類などが集約されている。青果、惣菜売り場を非食品の両サイドに挟み込む形で配置することで、高頻度で売れる商品と利益確保の商品が上手に配置されていた。さらに入口近くには、大胆にトイレットペーパーが積み上げ陳列されている。さながらドラッグストアの入り口のようだ。
従来のドン・キホーテでは、圧縮陳列や“宝探し”的な回遊性を強みとしてきたが、ロビンフッドの動線は、入口から青果、鮮魚、精肉、日配、惣菜、酒へと、壁面沿いに自然に買い回れるワンウェイ型が採用され、日常使いを意識した「迷わせない売り場」へと舵を切っている。
これは、短時間で必要な商品を買いたい共働き世帯や高齢者、日常使いの顧客を強く意識した売り場づくりとも言え、実際、食品は10〜15分、そして非食品は15〜20分で買い物を済ませるようになされていると言う。つまり従来の“滞在型”から、“時短型”への転換なのだ。
ここから言えることはロビン・フッドの売り場は、従来のスーパーにはなかった配置であり、独自色が強い。
また、店舗内には、新たなプライベートブランド(PB)のコンセプトも表れている。
商品を「安」「得」「速」「楽」の4つに分類し、パッケージに記載。商品の魅力が一目で分かる“迷わせないPB”商品で、瞬時に理解させ、短時間で選ばせる“売場のマグネット”的な役割も担っている。
国産ぶたのレバニラセット(筆者撮影)。写真は、ロビン・フッドPBの「速」の商品。2人用のレバニラセットは、容器ごとレンジアップできる








