池田恵里
イオングループの小型スーパー・まいばすけっとの勢いが止まらない。店舗自体はとても小さいが、関東を中心に店舗数をどんどん増やしていて、東京在住の人なら一度は見かけたことがあるのではないか。一体なぜまいばすけっとは多くの人に利用されているのだろうか。

今、ドラッグストアが“スーパー化”している。弁当・惣菜・冷凍食品が並び、もはや薬や化粧品を買う場所ではなく、食卓を支える生活の拠点になりつつあるのだ。しかし、スーパーに対抗するにはさまざまな課題がまだある。実は壁を打開するポイントの一つが、意外な技術にあった。

コンビニやスーパーで、おにぎりが昔より大きい「ビッグサイズおにぎり」となって販売され始めている。にわかに勢いづいた「おにぎり商戦」を分析した。

原料高騰の波は、スーパーの惣菜売場にも押し寄せている。価格を上げたことで、顧客の購買行動に明らかな変化が出始めているのだ。今やスーパー各社は、POSデータ(販売時に得られるさまざまな売り上げデータ)やクラスター分析を駆使し、顧客属性を抽出して商品提案に反映している。それでもなお「売れない」商品が出てきてしまうのはなぜか。

「安さ」と「量」が魅力の業務スーパーの人気が勢いを増している。しかし、「お惣菜」狙いの客はまだあまりいないのではないだろうか。実は、一部店舗で展開する惣菜事業「馳走菜」にも注目が集まっている。何がすごいのか、解説しよう。
