周囲の評価に左右されず
どこまで自分を貫けるか

自分に与えられた時間の中で、どこまで行けるか。
他人の評価より、自分の問題。どこまでやり切るかって、それしかないんじゃないかな。
画家 大竹伸朗

大竹 独特の世界を作っていくのが芸術家の理想像みたいなことだと思ってたんだけど、実際自分に置き換えると、そういうことが全く起きないから。だからやっぱり自分には才能がないんじゃないかとかね。

岡田 いや、才能がないって……大竹さんが言うのが、なんか……すごい救われた人が山ほどいると思いますけどね。

『人生は、いかに没頭する大人に会えるかで決まる』書影人生は、いかに没頭する大人に会えるかで決まる』(ワニブックス、岡田准一)

岡田の蓄積

 この回は、「自分には才能がないと思い続けているのはなぜか」という問いから始まりました。圧倒的なエネルギーを放ち続ける大竹さんが、自らを「才能があるとは思っていない」と語られたことに、大きな衝撃を受けたのを覚えています。

 その言葉は、才能の有無に惑わされず、ただ目の前のことをやり抜くしかないと信じる僕自身の救いにもなりました。

 周囲の評価に左右されず、どこまで自分を貫けるか。大竹さんの人間味に触れさせていただいた時間は、本当に貴重な体験でした。「やるしかない」という力強い教えは、今も僕を支える大切な指針となっています。